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 3期生最後の週末活動は、お別れハイキング。
 ”歩く”ことを大事にしている山村留学の成果を確かめ、自信をつけること、つらいこともいっしょに乗り越えてきた仲間との絆を再確認することがねらいです。

 今回は、雪道、山道を含む30km弱を全員で歩ききりました。
 
 今回のもうひとつのテーマは、”作畑~生野昔の道と史跡めぐりの旅”。山の廃道になった生活道や作業道をたどり、先人の生活に思いを馳せました。
aokusa.JPG
 センターから、山道の旧道を通って青草峠へ。
 雪を踏みしめて歩きました。








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 山道の途中で坑道の入り口を発見し、大興奮の子どもたち。

 廃坑になった生野銀山周辺には、たくさんの坑口が残っているのです。






koudou2.JPGkoudou3.JPG







そのうちのひとつ、中をほんの少しだけ探検しました。

ginzanko.JPG 峠を越えて車道に出ると、銀山湖です。
 銀山湖は人工のダム湖。ダムの底には集落が沈んでいるそうです。

 枯れた大木のてっぺんが湖から見えていました。






sirakuchi.JPG
 歩いて歩いて・・・銀山で栄えた白口集落へ。
”白口千軒”と呼ばれたこの地区、今では3軒しか住んでいません。

写真のナカノさんは、指導員とも仲良し。






 この後、白口峠を越えて、ふらふらになりながらセンターに戻りました。
 30kmの長旅を全員でやりとげ、達成感でいっぱいでした。
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雪上で飯盒炊爨(はんごうすいさん)をしました。
マッチの本数、焚きつけの新聞紙を使うかどうかなど、各自で目標を立ててから始めました。
P1030461.JPG









 8名の学園生がひとりずつ自分用のかまどを作って火起こし。
 薪をとったりかまどを作ったり、米を研いだり・・・ひとりでやるときは、数人で作業するとき以上に、特に順番を考えて段取りよくこなさないといけません。 
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 前回、マッチを早々に使い切ってすぐに諦めてしまった子が、今回は準備にじっくり時間をかけて、粘り強くやりとげたり、かまどの作り方に工夫が見られたり、それぞれに成長が感じられました。


 

地域の方に、「昔遊んだ」と教えていただいた「ぶちゴマ」を、みんなで作りました。
kezuru.JPG

丸木を鉛筆型に削ります。
今回の材木は杉・・・硬かったです。






kansei.JPG
表面にきれいに絵を描いて完成。

「ぶち」ゴマを「ぶつ」ムチは、ミツマタの枝の皮を剥いて作りました。






こうやって遊びます。↓
mawasu2.JPGmawasu.JPG









大人でもはまります。

 秋に収穫した学園の大豆で、納豆を作ってみました。
 8月の集中豪雨で大豆畑がプールのようになり、大きな被害を受けましたが、何とか去年の3分の1弱の収量がありました。納豆には、白大豆を使用しました。
 青大豆は、味噌作りにする予定です。
9e212c16.JPG

藁苞(わらづと)作り。

藁も、子どもたちが育てた稲藁です。






c9106292.JPG

蒸した大豆を包んでいるところ








藁の中にはもともと納豆菌がたくさん棲んでいるそうです。
湿度と適温を与えてやると、急激に繁殖。蒸した大豆に網の目のように菌糸がはっていっているのでしょうか。すごいですねえ。

3451cc6f.JPG89271b84.JPG









おいしい・・・?
うーん、糸の引き方がちょっとイマイチでした。

  昔、この時期に漬ける漬物は、冬の大事な保存食でした。集落の各家でも、それぞれ畑で育てた大根や白菜を、家庭の味で漬けておられます。 daikonhoshi.JPG
 

学園で採れた大根(たくあん用)








 学園生も、2人のおばあちゃんたちに習いながら、大根と白菜をおばあちゃん家流で漬物にしました。

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hakari.JPGhakusai.JPG









 終了後は、朝手土産に持ってきて下さった、おばあちゃんの手作りかき餅を皆でいただきました。
 「サクサクでおいしい~」
oyatsu.JPGkatamomi.JPG 










 昨年冬、自分たちで作ったかき餅は、教わって作ったので味は素晴らしかったものの、ぶ厚く切りすぎ・・・カチカチに硬くて、噛むのに一苦労。というわけで、子どもたちは殊更「プロの味」に感激していたのでした。





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