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 2月のセンター入りの前夜。
 センターの電話が鳴りました。

 「明日、子ども帰ってくるやろ!いつ遊びに来れる?お父さんが待っとるんや」 
 電話の主は、センターの向いに住む、足立富雄さん・ますへさん。
 週末、皆で訪問させて頂きました。

91085861.JPG 薪ストーブのいろりの間は、大工さんだった富雄さんの手作りです。

 ポカポカに温まった部屋で、食べきれないほどのおにぎり、おはぎなどやおやつを囲み、酔っ払ったような真っ赤な顔で幸せいっぱいの子どもたちでした。
 
 この日の朝、
「早めに来て、おにぎり作るの手伝ってくれてか~?」
指導員にも気楽に声をかけて下さるようになり、とてもうれしく思っています。



 富雄さん、ますへさんをはじめ、ご近所の皆さんは、いつもセンターの灯がともったり消えたりするのを見守ってくださっているそうです。
 子どもたちが農家生活中や、しばらく出かけて夜真っ暗だとさびしいとおっしゃいます。センター入りすると、「久しぶりやなー」とうれしそうに声をかけてくださいます。

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 夜7時。越知川沿いに細長く延びる作畑集落の、一番上手に集合しました。
 ここから集落の一番下手まで、「きつねがえり」のかけ声を唱え、爆竹を鳴らしながら歩いていくのです。

 御幣をつけた2本の竹のうち、1本を上手に置いておき、1本を親役の人が手に持って歩きました(左下写真)。

きつねがえりのかけ声♪
(親)わりゃなにそうろう (子)わかみやのまつりとて きつねがえりそうろう
(親)もうひとこえ しょもうしょう (子)ごじょなりそうろう
(親)もうひとこえ かりもうそう (子)わいわいわーい

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※きつねがえり
 悪さをするきつねを集落の外に追い払う、あるいは、お正月の最後に神様であるきつねにお帰りいただく、という意味があります。ここ作畑では、前者の意味が強いということです。地方によっては、きつね狩りと呼ぶところもあります。他地方にある類似の行事として、他にナマハゲ、鬼追い、鳥追いなどがあります。


 集落の下手まで来ると、親が持ってきた竹を置き、全員無言で戻ります。
 声を出すと追い出したきつねがまた追いかけてくるから、という言い伝えによるものです。
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 最後はみんなで集落中央にある公民館に集まると、祝詞が唱えられ、女性方が昼間から準備して下さった鍋を囲み、みんなで宴会を催しました。子どもたちの席も設けられ、9時までお鍋やおやつを頂いて帰ってきました。
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 男の人たちは子どもたちが帰った後、「この日だけは許されるんや~」ということで毎年恒例の花札などに興じました。

 毎年1月14日作畑区では、各隣保ごとに“とんど焼き”が行われています。

11614169.JPG センター周辺地区の第5隣保のとんど焼きは、今年はセンターのグラウンドで、子どもたちの下校時刻に合わせて行って下さいました。 

 各家庭の注連飾りや書初め、鏡餅を焼きました。
 
 鏡餅は翌朝の「あずき粥」に入れていただくのが、このあたりの風習になっています。子どもたちも、朝ごはんで鏡餅の入ったあずき粥をいただきました。


d87de363.JPGdfe989d1.JPG  
 




 「1年間風邪をひきませんように」の願いを込めて。(燃やした後の炭を顔につけています。)

 12月14日(日)は「きちゃった」の営業日。
 この日は、この秋とれた大豆で、豆腐作りが行われていました。
いつも、近所の「川原のおばちゃん」(愛称)からお借りした豆腐型で豆腐を作っていましたが、今回からは、新しい型が2つ登場。
eb9f2a38.JPG





←コレ



 3学期には、学園で採れた大豆で、子どもたちが豆腐作りや味噌作りを行います。
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「今年最後の”きちゃった”やで~」
というわけで、学園生はおやつにいつものミックスジュースを頂きました。

いつもありがとうございます。
 収穫祭に向けて、個人研究や準備に忙しい10月末の日曜日。
 昨年に引き続き、今年もまっせまつり(神河町商工会主催)で太鼓出演をしました。

 あいにくの雨のため、来場者数は例年の3分の1ほどということでしたが、大勢の町民の皆さんの前で、太鼓を披露することができました。
 
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 終了後は、各自おこづかいをもらって、久しぶりに会う保護者と一緒に出店を回って楽しみました。
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