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5月3日夜 動機付けミーティング

 明日から始まる稲作に備えて、どうして山村留学で米を作るのか、皆で確認をしました。毎日食べるお米がどういう風に育ち、どんな大変な作業を経て、食卓まで上がるのか、その一連の流れを体で体験する事。昔の人たちが使った道具による稲作を体験することで、その知恵と苦労を学ぼうという事。労を厭わず働くことを学ぶ事。指導員から、稲作の歴史、道具の事、そして、稲は、お米だけでなく、履物、屋根、敷物など、生活のあらゆる道具を作ることができ、捨てるところが全くない、優れものであることなどを学びました。去年、長野の山村留学生が収穫した藁で作った草鞋(わらじ)を見せると、子どもたちは興味津々。秋には、自分たちが収穫した藁で、藁細工をしたいと意気込みました。
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(昼食のおにぎりは自分たちでにぎりました。前回より、少し上手になったね。)


5月4日 田起こし
 いよいよ田起し。センターのすぐそばに住む、足立智信さんが貸してくださった、3畝程の田んぼです。朝、各自おにぎりをにぎりました。1粒の米から2千粒のお米が取れると学んだ子どもたちは、米粒を無駄にしないでにぎれているでしょうか。リュックにお茶とおにぎりを詰め込むと、早速田んぼに出かけました。
 昨日の畑起しで鍬はもう体験済みでしたが、今日の田んぼの方が水分は多く含んで粘っこいし、一面草が生えています。広さも倍以上。農家対面式では何人もの学園生が「農家でやりたいことは、畑仕事です!」と元気よく答えていたはずでしたが・・・。「もう嫌や~!」と愚痴を言う子、隣の田んぼの大きなカエルに夢中になって叱られる子、その中でも黙々と作業する子。いろんな表情が見られて興味深く思いました。
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(田起こしは、土が重くてたいへんでした。)






 お昼は、向かいの観音様の境内で。藤原さんの家族がサンドイッチを、知(とも)姉(ねえ)(井上)のおばあちゃんがしゃぐり豆と筍の煮物、手作りおかきを差し入れてくださいました。デザートには、学校の同級生から頂いたゼリー。地域の皆さんのおかげで、それはそれは豪華な昼食になりました。3b259c4f.JPG




(観音様のお堂に座ってお昼ごはん。働いた後は美味しいね。)









 午後、まだ少し残っていた分を起しきり、鍬と長靴をきれいに洗い、1時半頃に作業を終えました。早く終わったので川原で石を拾って帰り、帰ってから絵を描いて玄関に飾りました。


5月6日 代かき
 この日は楽しみにしていた代かき(田に水を張ってから、裸足で踏んで田を掻く作業)の予定が、あまりの大雨で中止に。後日、職員の井上のおじいちゃんが機械で掻いて下さいました。


5月9日 苗購入
 谷川のお父さんが苗を8箱買ってきてくださいました。学校帰り、学園生が田んぼに寄ると、田の水に苗が浸してあるのを発見。走って駆け寄っていきました。翌10日、大人が田んぼに元肥を撒きました。

(続く・・・次回は「田植え」)

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