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 ゴールデンウィークは、どこのお宅でも田畑に出て、忙しく農作業に励んでいます。学園生も、農作業中心の5日間になりました。

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5/2 田起こし
粘土質の田んぼを、鍬で耕します。
これが一番しんどかったね。
手がマメだらけ。



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5/4 代かき(親子活動)
 前日から泊まりに来てくれた、学園生の家族たちと一緒に。
 足踏みして土と水をなじませます。
「冷たい~~!!」
「石が当たって痛い~!」

 と、最初はおっかなびっくり田んぼにつかっていた親子ですが・・・

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(左)だんだん、おかまいなしになってきます。

(右)「ねえ見て、お肌、つるつる~。」


 全身泥まみれで働き、ついでにオマケの泥んこ遊びに興じた後は、裸足でセンターのシャワーまでダッシュ。

 週末には、いよいよ田植えをする予定です。

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5/5 畑起こし
 肥料をまいて、畑を耕しました。次の土曜には、いよいよ夏野菜の苗を植えます。
 




 この日は、3人の修園生が大阪や滋賀から遊びに来てくれ、手伝ってくれました。1人はセンターに、2人は里親をしてくれた農家さん宅に、前日からの泊まりです。
 保護者をはじめ、農家さん、指導員の友人、修園生、学校の友人たちなど、たくさんのお客さんが訪れたゴールデンウィークの地域交流センターは、たいへん活気に溢れていました。
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山村留学で農作業を行う意義について
 農作業前のミーティングで、昨年1年間農作業を体験し、四季折々の味を感じてきた2年目以上の学園生に、
「去年の農作業、どうだった?」
と聞いてみると、
出るわ出るわ・・・。
つらかったこと、おいしかったこと、うれしかったことなど、とめどなく、小さなひとつひとつの思い出が、堰を切ったようにして、溢れてきました。
 そして、「去年は〇〇で失敗したから、今年はこういう風に挑戦してみたい!」と具体的な目標まで。

 やまびこ学園では、農作業を「田植え体験」、「収穫体験」のようなイイトコ取りではなく、田畑を耕し、肥料を施す作業から、毎日の水やり、草取りなど日々の地道な作業も含め、一連の流れとして取り組むようにしています。また、できるだけ子どもたちには鍬などを使った手作業での農作業をしてもらい、農家さんや昔の人々が食べ物を作る苦労を、肌で少しでも感じてもらうようにしています。
 だからこそ、収穫のときの喜び、四季折々に味わう作物の味、たいへんだった日々の作業の思いなどが、心と体に強く残るのです。
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