１１／２４（火）～２８（日）ミツマタで紙すきをしました

紙すきしました

　数十年前までここ越知谷地区では、紙すきに使うミツマタの栽培が盛んでした。
　ミツマタはお札の原料になっている植物です。

 今でも山に入るとミツマタが群生していて、春にはボンボンのような黄色と白の花が咲きます。
 
　昔の越知谷の産業としてのミツマタの紙作り。
　学園生は、紙をすく作業だけでなく、山に行って原料のミツマタを切り、繊維を取り出すところから全て体験しました。


ミツマタ刈り










へぐり作業










「指赤ぅして　へぐりする
むすめの鬢に　雪時雨
あの娘も嫁に行くそうな
香り残して　ミツマタの」（「越知谷四季の唄」より　足立誠太郎・詩）

　今回は焚き火を囲んでの作業でしたが、それでも寒い中つらかったです。昔の人はたいへんだったんですね。


紙すきのようす










作品いろいろ
（赤い紙は、ツバキの花びらで染めました。）








家族へのプレゼントかな？↑　　　こっ、これは・・・偽札？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　お札の原料だからと言って。