やまびこ学園第5期生の山村留学生活も早いもので半年が経ちました。日頃、取り組んでいる農作業で収穫できた作物や自身の心と体の収穫を、支えてくださっている皆さんに発表し、感謝の気持ちを表す大切な行事、「収穫祭」を開きました。
~自然への感謝のつどい~
自分たちが行ってきた農事を報告し、収穫できた作物らを前に、自然の恵みに感謝するつどいを行いました。また、、山村留学へ出してくれた家族へ感謝の気持ちを込めて、自分達が育てた稲とお米を手渡しました。
~個人研究発表~
心の収穫作文やそれぞれが興味感心を持って深めてきた体験を発表しました。
~劇「くろもじの木」発表~
作畑に住んでおられる足立誠太郎さんが書かれた「ふるさと民話史話」の「くろもじの木の話」をアレンジして、劇をしました。
少ない練習時間の中、学園生たちは会場を沸かせる演技をみせてくれました。
~和太鼓・民舞発表~
そして、学園生がもっとも力を注いできた太鼓と民舞の発表を行いました。喧嘩や衝突が多かった時期に、太鼓の練習を通じて気持ちがひとつになってきたことを思うと、より感動するものがありました。
~試食会~
自分たちが収穫した作物を使って、新米おにぎりやお茶、干し芋に芋きんとん、柿ジャムなどを来てくださった方々に振る舞い、味わっていただきました。
こうして収穫祭初日はあっという間に過ぎ去りました。一人ひとりが全力を尽くし、10人が気持ちを合わせて取り組んだ収穫祭は、多くの人に感謝と感動を届けられたことでしょう。学園生の顔にも、やり切ったという充実感が溢れていました。
雨の中、来園してくださった皆様、本当にありがとうございました。
この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。