収穫祭2日目は、学園の保護者が、日頃お世話になっている地域の皆さんへ感謝の気持ちを込めて、模擬店や抽選会などを楽しんでもらうお祭りを毎年行っています。今年は、留学生保護者に、民俗芸能をベースにした舞台作品を創り、公演している「劇団わらび座」の団員だった方がいらっしゃったこともあって、獅子舞や沖縄民謡などの舞台演出もありました。
天候にも恵まれ160名ほどの来場者がありました。
金券発売時間前から長蛇の列!来場者を迎える出ばやしという粋な演出もありました!
今年の模擬店は、焼きうどんやカレーライス、フランクフルトにミルクせんべい、ジュースやスライム作りができるお店が並びました。また、修園したOBご家族がフライドポテトやケーキ、クッキーなどのお店をひらいてくれました。
越知谷小学校のお友だちや消防団の方々も遊びに来てくださいました。
ふれあい喫茶「きちゃった」の出店もあり、温かいコーヒー等の喫茶メニューから、手作り味噌やこんにゃく、佃煮等の特産品の発売もありました。
地域のお母さん方も、大勢いらしてくださいました。
待ちに待った抽選会!たこ焼き器が当ったー!と嬉しそう♪たくさんの景品が並んでいました。
そして、大勢の観客を前に、ついに獅子舞などの舞台が始まりました!
昔から獅子舞に頭を噛まれるとその年は御利益があると伝えられていますが、今回披露された獅子舞は、観客の中を練り歩くだけでなく、音楽にあわせ、とあるテーマを届けようと舞って魅せてくださいました。
そのテーマとは・・・
この獅子は、おかしなことに、酒を飲み酔っ払って寝てしまいます。しかし、そんな愛嬌者の獅子が最後には、滝の中から飛び出して、登り竜となるのです。生きていれば辛いことも悲しいこともあるけれど、春になれば若葉が芽吹き、花が咲くように「今年こそは、何か良い事がやってきそうだ!」と観てくれた人が一歩
前に踏み出す力が湧き起こればと願われ、
「希望」をテーマに創られたそうです。
約15分に及ぶ素晴らしい演目を披露してくださったのは、学園生保護者が勤める老人ホームの職員の方々で、利用者の方に踊りや歌を披露することで、元気を
だしてもらったり、一緒に生きていこうと励みになるように有志の方で結成された「結(ゆい)」というチームです。
チーム名にもあるように、山村留学を通じて、様々な人が出会い、結ばれた時間になりました。
他にも、三線や一五一会という楽器にあわせて、歌われた沖縄民謡。太鼓と笛にあわせての民舞など、どれも引き込まれるものがありました。
最後には、学園生と修園生が一緒になって「三宅島太鼓」や「寄せばやし太鼓」を披露しました。
大勢の人が集い、楽しい1日となりました。
来場してくださった方々、ありがとうございました。
保護者や出演してくださった皆さん、ありがとうございました。
PR