この日も、田んぼに青空が映るほどの晴天となり、絶好の代かき日和でした。入園してから1ヶ月ぶりに再会した家族と、農作業の苦労を共に味わいました。
ここ山村留学やまびこ学園では、農作業を単発的な体験として行うのではなく、年間通じて、自分たちの力で行っていきます。
機械を使わずに手作業で行うことで、先人の苦労と偉大さを感じると同時に、機械の便利さも痛感したかと思います。
また、生きていくには欠かせない食物を育てるには、自然の力、自分の力、仲間の協力が必要となってきます。
この苦労や達成感などの体験から多くのことを学びとって欲しいと願いながら、作業に励みました。
陽射しは暖かく、汗ばむ陽気でしたが、まだまだ山水は冷たく、足の感覚はなくなってきます。そんな時は、葉笛を楽しみながら、体を温めました。
しっかり作業した足裏を労わる姿は、まるでハゼのようでした。
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