つるし柿ブーム！（１０月半ば～１１月初め）

　１０月半ば頃から、柿が食べごろになってきました。








　学校帰り、近所のおばあちゃんは柿とりの竹竿を片手に、子どもたちを待ち構えています。子どもたちがやってくると、

「柿とっていってか～？（＝とっていかないかい？）」　
とおばあちゃん。
　甘柿をほお張りながらセンターまで帰ってくる子どもたちでした。



　とはいえ今年、ここ越知谷の作畑周辺では、柿が不作です。早くから柿に虫が入って真っ赤に熟れ、すぐに落ちてしまう状態。収穫時には、ほとんど実が落ちてしまっている柿の木も多かったのでした。
　そんな中、何とか干し柿にしたいと探し回り、みんながお土産に持って帰られるに充分な量を、とらせていただくことができました。



　「つるし柿の下で小さく火を焚いて、毎日いぶしておくと、虫やカビがつかへんのや。日に当てるのよりも、大変やけどな。」
　（つるし柿用に柿をとらせて下さったお宅で。）

　



センターに帰るとさっそく・・・


やっとむけた～。








夜になっても・・・

　せまい部屋を閉め切って、黙々と何をやってるかと思えば・・・笑







　　今、軒下には、子どもたちがつるした柿が、所せましと並んでいます。