忍者ブログ
[ 62 ]  [ 63 ]  [ 64 ]  [ 65 ]  [ 66 ]  [ 67 ]  [ 68 ]  [ 69 ]  [ 70 ]  [ 71 ]  [ 72
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

雪遊びの季節になりました
1月半ば過ぎから、センター周辺に雪が積もるようになりました。子どもたちは、下校中も雪遊びで道草三昧・・・ちょっぴり帰る時間が遅くなっている今日この頃です。
602d645c.JPG

地域の子どもたちと仲良く下校。





1289692f.JPG
週末はもちろん、雪合戦、雪だるま、ソリ遊び・・・






327d2c56.JPG
近所の少し長めのスロープを使って、覚えたてのスキーにも熱中。






9日(土)は学園のスキー活動。また、10日(日)は、学園生の保護者の皆さんや作畑・新田地区の皆さん方と一緒にスキーに行く予定です。
PR
 2月2(土)~3日(日)の1泊2日で、地域交流センターで「ミニ山村留学<第4回>」の活動が行われました。

 県内、大阪、京都から、親子参加も含めて19名の参加者がありました。

今回は「雪遊びとおもちつき」の活動を行いました。

<1日目>
 寺前駅に着いた子どもたちは、さっそく車に乗ってセンターに向かいました。寺前駅のあたりはまったく雪が降っていなかったのに、センターの近くまでくると、あたりは銀世界。その風景をみて、みんな気持ちがたかぶってきました。

 センターに着いたら、さっそく雪遊びをしました。
P1030780mini.JPG 雪だるまを作る子、かまくらを作る子、雪の椅子を作る子、いろんな作品を作ることができました。





雪遊びですこしお腹を空かせたら、次はおもちつきです。
P1030792mini.JPG
 地域のお父さんお母さんに用意していただいたお餅をみんなでつきました。
どれだけお餅を伸ばすことができるか、みんなで競争しました。
おもちができたら、「おろしもち」や「きなこもち」にしていただきました。つきたてのお餅はおいしかったね。


おやつを食べた後は、センターのすぐ向かいの斜面でそりすべりをしました。P1030819mini.JPG
 新雪の積もった坂道ではふかふかして滑らないので、すべる前にみんなで踏んで固めました。それができたら、さっそくそりすべりです。最初はただの「そりすべり」だったのに、子どもたちはわざと転んでみたり、急な斜面に挑戦してみたり、どこまで遠く滑れるか競争をしました。なかには立ってすべる子も・・・。

 夜は、一年間センターに山村留学している学園生の太鼓や民舞を見ました。

<2日目>
 午前中、かずらを使って、かごや小物をつくる活動をしました。
P1030934mini.JPGP1030944mini.JPG 








 
 作品ができた子どもたちから、最後の時間を惜しむようにみんなで雪合戦をしました。
P1030948mini.JPG

 活動の2週間前から雪が毎日降り、たくさん積もりました。参加していただいた皆さん、活動を支えてくださった皆さんありがとうございました。
 次回、ミニ山村留学<第5回>3月15日(土)~16日(日)[1泊2日]『早春の自然と林業体験』の活動を行う予定です。
 また、春休み短期山村留学『早春の山里の自然と暮らし体験』 3月27日(木)~31(火)[4泊5日]も行います。参加をお待ちしております。
1/14(月) きつねがえり(作畑地区の小正月行事)

とんど焼きの日の夜は、作畑地区の伝統行事「きつねがえり」。
「悪さをする狐を追い払う」、あるいは「神の遣いでもある狐を神様のところにお返しする」ことで、一年の災厄を防ぐという小正月の行事です。


親役と子役が唄のかけ合いをしながら、列になって爆竹を鳴らしつつ作畑区の端(山ノ神)から端(大畑区との境い)まで歩きました。
da1733ef.JPG
学園生と作畑の小学生4名もかけ合いに加わり、にぎやかに下手まで歩くと、今度は無言のまま、集落中央にある公民館まで引き返しました。「しゃべると狐が来て連れてかれるぞぅ」と大人が脅しながら。

「昔は、爆竹ではなくて、鉄砲を鳴らしながら歩いた」と地域のお年寄りの方が話してくださいました。

40d1dc91.JPG最後は公民館で神事を行い、お神酒やおでんなどを頂いて、午後9時頃、センターに帰りました。






「今年はやまびこ学園の子どもたちが加わって、にぎやかにできてよかった」と地域の方が喜んでくださいました。
地域の皆さん、ありがとうございました。



この風習は、町内では、神社が集落の一番下手にある作畑ともうひとつの集落だけに共通するもので、それが縁起の悪いことからだそうです。
作畑では、昭和30年頃に一旦この風習が途絶えましたが、村おこしで数年前に復活したということです。他にも、近畿北部や岡山などの所々で「きつねがえり」または「きつねがり」、「きつねがえ」の呼び名で、残っているそうです。





センターがある地域では、毎年1月14日が「とんど焼き」の日。
お昼ごはんをたべていると「2時くらいから始めるから、おいでや~」
と地域の方からの電話。

とんどの火が高く舞い上がり始めると、学園生たちが実家で書いて持ってきていた書初めを投入。
azz.JPG
「書初めが空高く舞い上がると書が上手くなる」という言い伝えから、皆一生懸命、高く舞いそうな位置に自分の書初めをくべてみていました。








ac.JPG
お正月飾りが燃え尽きると、残った炭を、大人たちが子どもたちのおでこにすりつけました。
「今年一年風邪をひきませんように」







あれれ?いつのまにやら、こんな顔に・・・
655a5591.JPG








こんな顔にも・・・
az.JPG
りんごのほっぺ。





全員真っ黒けの顔で、雪合戦をしながら、にぎやかにセンターまで帰りました。
帰り際、地域の方がとんどで焼いた鏡餅を下さいました。
この地域の風習に従って、翌朝、「小豆粥」にして皆でいただきました。

1月6日、学園生9名は元気に帰園しました。8日が始業式。というわけで、7日は1日自由な時間がありました。センターでは特に予定がなく、学園生たちの自主的な活動にまかせていました。


朝、学園生のKが・・・「ねえ、歩きたい!どこか歩いていい?」彼は、収穫祭の個人研究で、「歩く」をテーマにして以来、徒歩の旅の魅力にすっかりとりつかれてしまった様子。

数十分後、4人の男子がぞろぞろ。「4人集まったから、子ども同士で行っていい!?」

行き先は?水と食べ物どうするの?何時までにもどる?
「・・・・えーっと。」その後ブツブツ相談しながら急いで計画を立てていました。
最低限の安全確認だけしっかりすると、電話代を100円ずつもたせ、10時半に彼らは出発。

出発前の様子
61a1e04d.JPG









夕方5時過ぎ。予定時間をちょっとオーバーして、彼らは戻ってきました。
センターから、峠を越えて隣町の生野銀山まで行って、ついでに銀山でちょっと遊んで、帰ってきた、とのこと。
b.JPG
5時過ぎて、センターから10分ばかり歩いて彼らを迎えに行った指導員に、
「白口の墓場がいちばんこわかったよ~」
「おばちゃんにお菓子もらった!」
「ケンカしてる間は、歩くのがいちばん早かった!」
など、矢継ぎ早に報告する少年たち4名。
起伏に富んだ彼らの旅路。往復で26,7キロくらいでしょうか。

子どもたちだけで計画して、みごとに実行された小さな旅。
帰り道で出会ったときは、本当にいい顔していました。


男の子4人に刺激されて、女の子2名も、自分たちでおにぎりをにぎり、近所に出かけていきました。ついでに?「地域のお宅でおせち料理をいただいてきた!おにぎりあるからいいです、って必死で断ったけど、いいからあがってけって言われた!」とうれしそうに話す女の子たち・・・。
他の子どもたちは、センターに残って、近所の子どもたちと遊んだり、宿題の残りを頑張ったり。
竹細工に凝っている子は、ひとり黙々と竹ぼうき作りに挑戦・・・。
誰に言われるでもなく、おもちゃがあるでもなく、それぞれが自分でやるべきことや楽しみを見つけ、夢中になった1日。

「いつのまにか成長したんだな」指導員にとってもちょっぴりうれしい1日でした。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
携帯用ページ
携帯でも「やまびこだより」の記事が読めます。
QRコードを携帯のバーコードリーダーで読み取ってください。(※バーコードリーダーのない携帯はQRコードをクリックすると携帯にURLを送信出来ます。)
管理者メニュー
カウンター
 
忍者ブログ[PR]