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1/14(月) きつねがえり(作畑地区の小正月行事)

とんど焼きの日の夜は、作畑地区の伝統行事「きつねがえり」。
「悪さをする狐を追い払う」、あるいは「神の遣いでもある狐を神様のところにお返しする」ことで、一年の災厄を防ぐという小正月の行事です。


親役と子役が唄のかけ合いをしながら、列になって爆竹を鳴らしつつ作畑区の端(山ノ神)から端(大畑区との境い)まで歩きました。
da1733ef.JPG
学園生と作畑の小学生4名もかけ合いに加わり、にぎやかに下手まで歩くと、今度は無言のまま、集落中央にある公民館まで引き返しました。「しゃべると狐が来て連れてかれるぞぅ」と大人が脅しながら。

「昔は、爆竹ではなくて、鉄砲を鳴らしながら歩いた」と地域のお年寄りの方が話してくださいました。

40d1dc91.JPG最後は公民館で神事を行い、お神酒やおでんなどを頂いて、午後9時頃、センターに帰りました。






「今年はやまびこ学園の子どもたちが加わって、にぎやかにできてよかった」と地域の方が喜んでくださいました。
地域の皆さん、ありがとうございました。



この風習は、町内では、神社が集落の一番下手にある作畑ともうひとつの集落だけに共通するもので、それが縁起の悪いことからだそうです。
作畑では、昭和30年頃に一旦この風習が途絶えましたが、村おこしで数年前に復活したということです。他にも、近畿北部や岡山などの所々で「きつねがえり」または「きつねがり」、「きつねがえ」の呼び名で、残っているそうです。





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