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 GW最終日は、センターの近所に住む、足立君代さんと足立ますへさんに教えていただきながら、“冬菜漬け”を行いました。
 冬菜とは、高菜に似た菜っ葉で、漬けて2、3日で食べると少しツンとした辛味があります。
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昨秋に子どもたちが種まきした冬菜
 (雪の下で冬を越し、春に収穫します。
 これは前日に刈取り、陰干ししておいたものです。足立ますへさんのお宅の前。)





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木箱に置いて、塩もみします。







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←塩もみした菜っ葉を、ぬかや昆布、タカノツメなどと交互に重ねていきます。

 「ぬかを直接入れるより、取り出すときに汚れなくて済むから」
と言って、わざわざぬか袋を縫って来てくださったおばあちゃん方。



 昼食もおばあちゃん方と一緒に。いつもにぎやかで笑いのたえない山村留学生の食事。おばあちゃん方を加えて、ますます明るい食卓になりました。
42002dd8.JPGお手玉を見つけたおばあちゃん。その神ワザに子どもたちは憧れの眼差し。「すっげ~~!!!」
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帰りはみんなでお宅までお見送り。
「いや~、恥ずかしいわ」(笑) とおばあちゃん方。

学園生「バイバ~イ。ありがとうございました」




数日後、ためしに樽を開けてみると、
「うわ~!!いい香り!!」
感激の声を上げる子どもたち。
 夕食で、おいしい冬菜漬けが初めて食卓に並びました。
 もう少し長く漬けておくと、今度はぬかやだしが効いてきて、漬物らしい風味が増してきます。
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 ゴールデンウィークは、どこのお宅でも田畑に出て、忙しく農作業に励んでいます。学園生も、農作業中心の5日間になりました。

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5/2 田起こし
粘土質の田んぼを、鍬で耕します。
これが一番しんどかったね。
手がマメだらけ。



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5/4 代かき(親子活動)
 前日から泊まりに来てくれた、学園生の家族たちと一緒に。
 足踏みして土と水をなじませます。
「冷たい~~!!」
「石が当たって痛い~!」

 と、最初はおっかなびっくり田んぼにつかっていた親子ですが・・・

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(左)だんだん、おかまいなしになってきます。

(右)「ねえ見て、お肌、つるつる~。」


 全身泥まみれで働き、ついでにオマケの泥んこ遊びに興じた後は、裸足でセンターのシャワーまでダッシュ。

 週末には、いよいよ田植えをする予定です。

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5/5 畑起こし
 肥料をまいて、畑を耕しました。次の土曜には、いよいよ夏野菜の苗を植えます。
 




 この日は、3人の修園生が大阪や滋賀から遊びに来てくれ、手伝ってくれました。1人はセンターに、2人は里親をしてくれた農家さん宅に、前日からの泊まりです。
 保護者をはじめ、農家さん、指導員の友人、修園生、学校の友人たちなど、たくさんのお客さんが訪れたゴールデンウィークの地域交流センターは、たいへん活気に溢れていました。
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山村留学で農作業を行う意義について
 農作業前のミーティングで、昨年1年間農作業を体験し、四季折々の味を感じてきた2年目以上の学園生に、
「去年の農作業、どうだった?」
と聞いてみると、
出るわ出るわ・・・。
つらかったこと、おいしかったこと、うれしかったことなど、とめどなく、小さなひとつひとつの思い出が、堰を切ったようにして、溢れてきました。
 そして、「去年は〇〇で失敗したから、今年はこういう風に挑戦してみたい!」と具体的な目標まで。

 やまびこ学園では、農作業を「田植え体験」、「収穫体験」のようなイイトコ取りではなく、田畑を耕し、肥料を施す作業から、毎日の水やり、草取りなど日々の地道な作業も含め、一連の流れとして取り組むようにしています。また、できるだけ子どもたちには鍬などを使った手作業での農作業をしてもらい、農家さんや昔の人々が食べ物を作る苦労を、肌で少しでも感じてもらうようにしています。
 だからこそ、収穫のときの喜び、四季折々に味わう作物の味、たいへんだった日々の作業の思いなどが、心と体に強く残るのです。
 学園生が誕生日を迎えると、手作りケーキと職員からのメッセージカードでお祝いをしています。
 (職員の誕生日には、子どもたちが自主的におやつや工作を作ったり、メッセージカードなどでお祝いしてくれます。)

 メッセージカードも毎回趣向を変えて楽しんでいます。
 小物箱に仕立てたり、表彰状にしてみたり・・・いろいろやっていますが、
 今回、4月生まれの2人へのカードは、パズルにしてみました。



頭を使うのが得意なR男に。 
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 名前に由来して“シカ”がニックネームにもなっている子には・・・
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シカパズルです。






 プレゼントを渡したあとは、手作りお菓子を食べながら、
子どもたちがその場で考えたゲームやコントなどで盛り上がり、とても楽しいひとときになります。
 
 センターでは、月1回、受入農家さんと学校の先生、教育委員会の担当者、センター職員が集まり、「農家会合※」を行っています。
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 4月19日の最初の農家入りを前に、第1回農家会合が行われました。






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 学校からも、いつものように3名(校長先生、教頭先生、山村留学担当の先生)が参加して下さり、子どもたちと一緒に夕食も召し上がっていかれました。
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 先生方は、子どもたちの旺盛な食欲に、改めてびっくりされていました。
 (山村留学して毎日たくさん歩くようになると、すごく食欲が出てきます。)


 センターのご飯は、先生方にも人気です。「ええなあ、いつもこんなおいしくて栄養たっぷりのご飯食べられて」
と口々におっしゃいます。

 

 第1期の頃に5年生担任の先生としてお世話になり、今回、久しぶりに来園された留学生担当の先生は、「センターも子どもたちも落ち着いて、雰囲気がますますよくなっているなあ」と、感心していかれました。

 学校とは、「連絡ノート」(生活面ノート&学習面ノート)で、毎日情報のやり取りを行っています。
 ともに子どもたちを見ていくパートナーとして、学校や農家さんと連携を密にすることを、学園ではとても大切にしています。
フキノトウに続いて、ツクシ、カンゾウ、
ノビル、アサツキ、ヨモギ、ユキノシタ、ハコベ・・・等々

毎朝、起床後すぐに外に出て行っている「朝のつどい」で、指導員がいろいろな植物をひとつずつ紹介すると、

子どもたちは、下校中につんできます。



毎食、春の野草で食卓がにぎわうようになりました。
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唐辛子たっぷり、フキノトウ味噌。
辛いけれど、子どもたちは
「ご飯が進む~」
といって喜んで食べます。



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ツクシの砂糖菓子も、
子どもたちの好物。








12日(日)の午後は、自炊活動でした。
とはいっても、用意したのは、米と調味料だけ。
野草、川魚など、あとは全て、野外で食材を調達します。
ご飯は昔ながらのかまどで炊き、五右衛門風呂も焚きました。
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 子どもたちは1年間、四季折々の味を、五感をフルに使って感じていきます。
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