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6/7(土)~8(日) 千ヶ峰~笠形山縦走&キャンプ!!
    ~目標を持って計画を練り上げた、レベル別の活動~

 6月第2週目の活動は、2年目6名、1年目6名に分かれての活動。1ヶ月前からそれぞれで集まり、やりたいこと、目標、行程などを入念に計画してきました。

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 1年目の子どもたちはキャンプを計画。少人数に分かれて火起こしに挑戦した前回とは違い、「皆で豪華な料理を作る」ことを目標に、チャレンジしました。

隣りの大畑集落から林道を登り、千ヶ峰稜線近くの南山大師堂前の杉林で幕営しました。

 夕食メニューは、手打ちうどんとゼリーです。うどんは出発前にセンターで打ってからキャンプ地に向かいました。縦走中で疲れた継続生たちを出迎え、ふるまいました。仲良く、おなかいっぱい食べました。
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 朝食は手作りパンとホットケーキ。レーズン、チーズなど、思い思いの味付けで焼き上げました。





 昼ごはんは、センターに戻り、かまどでご飯を炊きました。味噌汁、サラダを作って、いろりのまわりでいただきました。最後は五右衛門風呂でキャンプの汗と灰を洗い流し、活動終了です。
 お母さんが用意してくださったこの日の夕食が、なんとありがたかったことでしょう。

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4bf73b15.JPG 2年目の継続生の活動は、「千ヶ峰‐笠形山縦走キャンプ」。2年目でしかできないハードなことをしよう!と意気込んで立てた計画でした。
 1日では無理のある行程なので、途中テント泊をはさんでの山行です。




 センター前の石風呂登山口から入山し、千ヶ峰を山頂。夕方、稜線から少し下りたところにある、大畑・南山の「お大師さん」へ。キャンプをしている1年目の子たちと合流しました。翌日は、さらに稜線に沿って南下。
 午後6時過ぎ、ようやく笠形山頂上を越えて、下山しました。
 「グリーンエコー笠形」の大浴場でゆっくり汗を流して帰ってきました。
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e870c4f1.JPGキイチゴをむさぼる子どもたち









 1年目、2年目のグループはお互いに切磋琢磨しつつも、キャンプ地では互いの活動をねぎらったり、思いやる行動が目立ったのが印象的でした。
 センターに帰ってくると、どの子たちも、達成感と自信に満ちた顔をしていました。

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6/1日、4日 かしわ餅作り(端午の節句)

 越知谷では旧暦で様々な行事を行います。6月4日、各家庭では一ヶ月遅れで端午の節句をお祝いしました。

 
ふれあい喫茶「きちゃった」では、作畑・新田地区の各家庭から計640個の注文を受け、かしわ餅作りに大忙しです。
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「きちゃった」でかしわ餅作りをする女性方(左)

 かしわ餅を包んだ、手作りの包装紙(右)

 ¥30/1個です。





 6月1日には、学園生も「きちゃった」の女性方に教わってかしわ餅作りを行いました。
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 「かしわの木は、新芽が出てから古い葉っぱが落ちるんや。だから、子、孫と、家が代々続きますように、って願いをこめて、子どもをお祝いする日に食べるんやで。」





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 手作りで熱々のかしわ餅。あんこが苦手な子も喜んで、1人3個ずつたいらげました。

 お餅でお腹一杯。のはずでしたが、夕食はいつもどおり、たくさんおかわりしていました。本当によく食べる子たちです・・・




 地域の方に菖蒲とヨモギの葉をいただき、夜は、厄除けの菖蒲湯につかりました。「いい匂い!」「くさい~」など、感想はさまざま・・・。

 また、屋根の上に菖蒲の葉っぱを放り投げて、飾っておく習慣もあります。地域のおばあちゃんによると、
 「ホウドリ(空想上の魔物の鳥)に女の子がさらわれんように、魔よけのために、屋根に飾る」
のだそうです。(※参考→昨年度の様子
5/28 町民スポーツイベント「チャレンジデー」に参加
               (神河町vs埼玉県小鹿野町)

 チャレンジデーでは、1日に15分以上スポーツをした人の割合で、2つの町が競いました。
 子どもたちは、学校で参加。職員は、地域のお年寄りに混じってグラウンドゴルフ(ゲートボールに似た個人競技)に参加しました。
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いずれの町も、町民の50%を越える参加率を記録。
熱いです・・・









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 さすが日頃練習している地域の皆さん。とても上手です。
 準優勝のおじいさんは、昼に会食してビールをたくさん呑んでいたはずなのですが・・・
 ちなみに運動が苦手の指導員Tは、みごと1位で豪華商品を頂きました。(後ろから数えて・・・)





 一方、数年前までは団体競技のゲートボールが盛んだったけれど、
「人数が減って集まりにくくなったからできなくてさびしい、作畑は強くて、いろいろ遠くの大会に出たもんやけど」
という事情もお聞きしました。
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 越知谷地域に残る、人の温かさ、助け合って生きること、生活の知恵の数々・・・。
 人間として一番大切なものは何か、幸せとは何か、を教えてくれる宝物が、ここにはたくさん残っています。毎日、学ぶことが尽きません。

 山村留学生や地元の子どもたちには、それをたくさん感じ取って、大きくなってほしいと思います。
 そして、少しでもこの宝物を次世代に伝えていくよう、彼らから学び、生き方で示していくのが、私たちの仕事だと感じています。
5/24(土) 茶摘み&お茶作り 
  ~姫路市立大津小学校の皆さんと交流しました(中播磨地域教育推進会議主催)~

 この時期、ここ越知谷では、どこの家でも庭の石垣などで、お茶つみをしている姿が見られます。
 野菜や米を自給しているのはもちろんのこと、自分たちで飲むお茶も、自分たちで摘んで手作りしているのです。
 女性たち何人かが集まり、おしゃべりしながら、摘むスピードの、速いことといったら・・・



 子どもたちも、昨年に引き続き、一年分のお茶を摘むべく、近所の石垣に植わったお茶畑をお借りして作業しました。午前中が茶摘み、午後が茶煎りと茶揉みです。大津小の6名の子どもたちも加わっての作業です。
 午前中は、小雨の中のお茶摘み。地元のおばあちゃん方6名が手伝ってくださいました。

e.JPG 地域の方のお話を聞いていると、
「昔は、お茶が貴重やったから、カラスノエンドウとか、野草摘んでお茶にしてたで。」
「ねんねん茶(アケビの仲間)を摘んでくるのが学校の宿題やったで。」
など、今はない、いろんなお話を聞くことができます。




 最初は黙々と摘んでいた子どもたちですが、そのうちに、
子「まだ~?」
指「1年分のお茶がとれるまで~!」

 昼ごろ、ようやく大きな籠が一杯になり、センターに帰りました。



午後は、茶もみ作業です。
3a86bdb4.JPG釜で煎る→ムシロで揉むを2回繰り返したあと、1週間、陰干しし、仕上げに煎って、出来上がりです。


7c8b7a82.JPG大津小の子どもたちもがんばりました。




5/14,15 全国山村留学ネットワーク研修会に参加

  子どもたちが農家生活中、所長、指導員2名、事務職員で、東京で行われた「全国山村留学指導者ネットワーク研修会」(全国山村留学協会主催)に参加しました。

  他団体の山村留学の取り組みの事例発表のほか、野外活動中の事故防止のためのリスクマネジメントについてなど、現場に役立つ情報を学んでまいりました。
  広くアンテナを張る努力を、常に怠らないよう励んでいきたいです。
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