川のせせらぎと草刈機のブーンという音だけが響き渡る中、なにやらザワザワ騒がしい声が聞こえてきました。そうです。この日は、韓国から視察の方が大勢いらっしゃったのです。いつもは、子ども達の騒ぎ声が響くセンターですが、この日は「アンニョンハセヨ~」など韓国語が飛び交っており、いつもと違った光景に感じました。
まず、こちらが山村留学や地域の取り組みを紹介すると、韓国の方々は、真剣に耳を傾けてくださり、また積極的に質問をしてくださいました。「子ども達は、塾へはどうやって行くんですか?」や「何故、農家に泊まるんですか?」や「ホームシックにはならないんですか?」や「親は会いに来てはいけないんですか?」などなど・・・質問のオンパレードでした。通訳さんは大忙しのようでした。鋭い質問にたじたじになりそうでしたが、国境を越えてまで、ここ神河の山村留学に興味を持ってくださっていることに感激した一時でした。韓国でも山村留学を実施したいそうで、神河の山村留学の取り組みがモデルケースになればなぁ~と思いながら、拙い英語とオーバーなボディランゲージで交流を図りました。