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5/3(木)、竹のマイ箸作りから約1ヶ月。続いて今度はマイお茶碗を作ることになりました。
 講師として壇上幸宏さん(新田)をお招きし、まずは茶碗が作られるまでの過程を説明して頂きました。今回教えてもらうのは“ひも作り”という、細く伸ばした粘土をわっか状に積んでいき、最終的にお茶碗の形にする方法。これが乾いただけのもの、これが素焼きした状態、釉薬を塗って本焼きした完成品がこれ…と差し出される見本を、檀上さんに勧められるまま割ってみたり舐めてみたり、すでに興奮気味の学園生たちでした。

06482a1ajpeg その後場所を体育館に移し、ろくろを用いていざ茶碗作りスタート!「茶碗作りには個性が出る」と檀上さん。まさしく…ちょっとの歪みも許せず修正を繰り返す子、大体でいいだろとさっさと切り上げる子、何度やってもペシャンコのバケツのようになってしまう子…等々、各々の茶碗作りの様子に納得あるいは意外な一面が見られたひとときでした。

 茶碗が焼き上がり、学園に届くのは6月。「茶碗まだ届かへんの~?」と、首を長くして待っている学園生たちです。
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 この日は親子で山菜採りを行いました。
 前日から学園生の保護者が来園し、久しぶりの親子の対面に学園生はおおはしゃぎ。午前中は3グループに分かれ、それぞれ山菜採りに向かいました。

 (沢沿いで山菜を採っていたら、サワガニを発見!いつのまにやら、山菜ではなく、カニ捕りに・・・)



 タラの芽、コシアブラ、ゼンマイ、ワラビなどの山菜の他、イタドリ、タンポポ、ユキノシタ、カラスノエンドウ、ヨモギなど、たくさんの種類の植物を採集しました。

 センター生活では、毎朝、朝のつどいを行っており、毎回、指導員が自然に関する話をしています。そこで少しずつ食べられる草を覚えてきた学園生達。この日も張り切って、食べられる植物をいろいろと採って帰っていました。


 一方、センターの下の体験交流館では、地域の方々が、採ってきた山菜を天ぷらに揚げてくださったり、餅つきや混ぜごはんを用意してくださいました。学園生達も一緒にやらせていただきました。
 地域の人達に混じって、学園生は親子で昼食をとり、それぞれの時間を楽しみました。


(餅つきは大変だけど楽しいよ・・! )
4月29日朝、初めての農家生活を終えて、センターに帰ってきた子どもたち。午後はお父さんお母さんが来られ、お世話になる農家にご挨拶に行きました。わが子の道案内で各お宅へ。夜は、農家さんと保護者、職員が集い、懇親会が開かれました。fcf29d6ajpeg

 この日はなんと、子どもたちが大好きな、センター長の誕生日。朝、それを知った子どもたちはもう大張り切り。2人の女子を中心に「会議」を開きました。「お花を摘んで、カードを作ってプレゼントしよう」と決まり、合間を縫って準備を進めていきました。芸が大好きな、ここの学園生たち。多くの子が「出し物をしたい」と言い、どうせなら、ご両親や農家さんの前で披露しよう、ということに。コント「銀行強盗」や、ユーモア溢れる劇「弁慶と義経」など、大幅にアドリブを加えた楽しい芝居が次々と披露され、会場は笑いの渦に。

 直前までこだわって仕上げた誕生日カードと、摘んできた菜の花が、センター長にプレゼントされました。最後に、1人の子の指揮で、会場全体でハッピーバースデイの歌を歌って締めくくりました。


 保護者の皆さんと受け入れ農家さんのつどいは、その後、たいへん遅くまで盛り上がり、地元と保護者の交流が深まって、とても有意義な懇親会となりました。
今日は初めての農家入り
 
1年間お世話になる受入れ農家さんと対面しました

 いよいよ学園生が楽しみに、あるいはドキドキしながら待っていた日、農家対面式がやってきました。学園生は1ヶ月間のうち、20日間をセンターで過ごし、残りの10日間を地域の農家さんのところで過ごします。今年度、学園生をお預かりいただく農家の方々は8軒。この日まで、9人の学園生たちは自分がどの農家さんにお世話になるのか知らされていません。農作業はできるかな、やさしそうな農家さんかな、ペットは飼っているかな・・・など、期待と不安と半々の気持ちを抱えて、この農家対面式を迎えました。

 「1年間よろしくお願いします!」とお辞儀をする学園生たちに、「よろしくね。」「いっぱい楽しいことがあるからね。」と声をかけて下さる農家さんたち。自分の名前を呼ばれる度にドキンとする子どもたちでしたが、農家さんと握手を交わしたり、肩をたたかれたりするとすぐにほころんだ表情になりました。


    (よろしく、お願いします!)

 神河の地で暮らすこの一年、農家さんを“お父さん・お母さん”と呼んで暮らしていきます。 困った時は何でも相談、楽しかったことも悲しかったことも何でもお話して、時には叱られもして、1年が過ぎたとき、子どもたちにとって農家さんのお家が、いつでも帰ってこられる第二のふるさとになっていますように・・・。
 学園生が下校してくると、全員で足型をとりました。脱衣場に集合し、指導員が、「3月にももう一度足型を取ります。一年で足の形がどう変わるのか、自分で実験してみよう」とお話しました。山村留学生はたくさんの距離を歩くので、扁平足の子が、一年できれいな土踏まずを発達させることがあるのです。 
 (どんな足型が写るんやろう・・?)

 脱衣場で、墨をしみこませた雑巾に右足を置き、その足を、隣に置いた画用紙にペタンと下ろします。そうっと右足を離すと、そのままお風呂に直行。足をきれいに流して終わりです。皆、自分の足型に満足そうな顔をしたり、ショックを受けたり悔しがったり。様々な反応を示していました。3月には、2つの足型を比べてみることになります。今から、楽しみですね。
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