５／１ 個別デイキャンプ

　５月１日、「次は一人で挑戦していいの？？」と多くの学園生が楽しみにしていた個別デイキャンプの日がやってきました。しかし、雲行きが怪しかったため、センターグラウンドで飯ごう炊さんをする事にしました。


　風が強かったので、どの子も大きなかまどを作り、風を防いでいました。しかし、マッチを擦っても、火が安定するまでに、風で消されてしまう子が続出。仕舞いには、泣いてしまった子もいましたが、決して諦めず、マッチを３０本位使ってでも一人でご飯を炊きあげました。


　みんな悪戦苦闘しましたが、自分で炊けたご飯を「おいしい～」と言って完食していました。

　こうして無事に活動は終わりましたが、マッチの擦り方や薪のくべ方、火のつけ方やかまどの作り方など、個々に改善点は多くあったようです。そこで、活動後に、火付け講習を行うと皆、真剣な眼差しで聞き入っていました。　「また時間ある時に、挑戦していいよ～」なんて指導員が言うと、「明日やりたい！！！」と大勢の子が再チャレンジしました。

４／３０ 田畑起こし

日中の日差しが暖かくなってくると地域の皆さんは、田んぼや畑の手入れに大忙しです。我々もそんな方たちの姿を見習い、本格的に農作業をスタートさせました。

まずは、鍬の持ち方や耕し方を教わることから始まりました。


この広い田んぼを鍬で耕すのは、一苦労。しかし、ここで便利な農業機械を使わないのは、先人の苦労や偉大さを少しでも感じ取るためです。

始める前は、気が重たかった学園生たちでしたが、自分たちの力だけで耕し終えると「やったー！終わったー！」とやり遂げた達成感を味わっていました。

一人でやるには大変な事も、みんなで取り組めば、あっという間に終わるものです。農作業を通じて、学園生の絆も深まるといいなぁと感じた一日でした。

４／２４ 農家対面式

ようやく桜が満開に近づいた４月２４日。学園生が首をなが～くして待っていた、農家対面式が行われました。
山村留学生は、月の約三分の二をセンターで、指導員と共に共同生活をし、月の約三分の一を農家さんと呼ばれる地域の里親農家さんでお世話になります。

その農家さんと学園生の組み合わせが発表されるのが、農家対面式です。









学園生たちは、名前を呼ばれると、これから一年お世話になる農家さんに深深とおじぎをし「お世話になります。どうぞ宜しくお願いします。」と挨拶をしました。農家の方々も「ようきちゃったなぁ。」や「おかえり。」と学園生を笑顔で温かく迎えてくださりました。

これから、学園生は、農家さんを「お父さん」「お母さん」と家族のように慕い、第二のふるさとを築いていくことでしょう。

農家の皆様、これから一年、どうぞ宜しくお願い致します。

足型取り

やまびこ学園では、入園してすぐに足型を取ります。というのも、ここでは、毎日、通学のために、往復約５キロの道のりを歩きます。すると、一年後には、足腰が強くなり、同時に、土踏まずも成長することがあります。その変化をみるために、入園後と一年後の修園する直前に、足型をとります。








足裏いっぱいについた墨汁・・・一年後にはどう変化しているか、楽しみです。

４／１７ デイキャンプ

４月１７日、新田ふるさと村の川原をお借りして、デイキャンプを行いました。この日は、学園生の仲を深めることと継続生が新入園生に火付けを教えることを目的に、３人ずつのグループを作り、飯ごう炊さんをしました。










「まず、かまど作ろう！」や「薪、とってきて！」など、継続生の指示する声が響いていました。








天候に恵まれたこともあり、どの班も難なく炊けていました。
デザートのリンゴを焼きリンゴにして食べた学園生もいました。








そして、サワガニ捕りのはずが・・・川遊びに。まだまだ川の水は冷たいので、「もう無理ー！つめたーい！」と日向ぼっこに変更していました。

たった数時間の活動でしたが、学園生たちは、すっかり仲良しになっていました。