一年間の山村留学生活の中で最も大きな行事『収穫祭』が、11月10・11日に開かれました。両日共に130名ほどの来場者がありました。
「収穫祭」は、4月から自分達が行ってきた農作業で、作物が実ったこと、無事に収穫できた喜びと自然への感謝をあらわすお祭りですが、それと同時に、4月から山村留学に来た自分達の心の収穫や成長を日頃から支えてくださっている皆さんへ発表し、感謝の気持ちを表す場でもあります。
発表の場では、一人ひとりが興味を持って体験したこと、ここへ山村留学したからこそできたことを大勢の前で話しました。地元の木材を利用してエコハウスを作ったこと、地域の石がきを作る職人石工さんに教わり花壇を作ったこと、地域を歩き回り採れた木の実でジャムを作ったことなど、地域のおばあちゃんに教わった郷土料理を発表するなどなど、一人ひとりの個性が光る発表となりました。
そして、全体発表では、足立誠太郎さんが書かれた民話を元に劇を発表したり、春から練習してきた太鼓や民舞の発表も行いました。
大変だった準備期間があるからこそ、終わったときの達成感は大きいものになりました。また学園生は、自分達がこんなにも大勢の方に見守られている、支えてもらっていると気付くことができた1日になったことでしょう。来てくださった皆様、ありがとうございました!
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