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 3期生最後の週末活動は、お別れハイキング。
 ”歩く”ことを大事にしている山村留学の成果を確かめ、自信をつけること、つらいこともいっしょに乗り越えてきた仲間との絆を再確認することがねらいです。

 今回は、雪道、山道を含む30km弱を全員で歩ききりました。
 
 今回のもうひとつのテーマは、”作畑~生野昔の道と史跡めぐりの旅”。山の廃道になった生活道や作業道をたどり、先人の生活に思いを馳せました。
aokusa.JPG
 センターから、山道の旧道を通って青草峠へ。
 雪を踏みしめて歩きました。








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 山道の途中で坑道の入り口を発見し、大興奮の子どもたち。

 廃坑になった生野銀山周辺には、たくさんの坑口が残っているのです。






koudou2.JPGkoudou3.JPG







そのうちのひとつ、中をほんの少しだけ探検しました。

ginzanko.JPG 峠を越えて車道に出ると、銀山湖です。
 銀山湖は人工のダム湖。ダムの底には集落が沈んでいるそうです。

 枯れた大木のてっぺんが湖から見えていました。






sirakuchi.JPG
 歩いて歩いて・・・銀山で栄えた白口集落へ。
”白口千軒”と呼ばれたこの地区、今では3軒しか住んでいません。

写真のナカノさんは、指導員とも仲良し。






 この後、白口峠を越えて、ふらふらになりながらセンターに戻りました。
 30kmの長旅を全員でやりとげ、達成感でいっぱいでした。
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 「まるごと新田作畑見本市」は、作畑区と新田区の住民主体で次年度から始まる企画の、住民説明会。100戸弱、ほとんど全ての家が参加されました。
 ふるさと村と地域交流センターに都会の人たちを呼び込んで、昔の遊び、郷土食作り、農作業を体験してもらおうというもの。 


syashin.JPG オープニングでは、地区のお年寄りたちに持ち寄ってもらった昔の写真や尋常小学校時代の教科書を展示し、スライドでも紹介。

「これ、私の婚礼のときの写真やで!!」
「わ~、ほんまやぁ」


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 パネリストによる対談。









setsumei.JPG そして、本題。事業の説明。
 我らが金谷指導員も、地域住民の一員として、事務局で中心的に動いています。





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 もちろん、ふれあい喫茶きちゃったも出店。
 前日から、男性たちは会場設営、女性たちは昼ごはん作りにいそしみ、当日も大盛り上がり。
 士気も高まり、とても楽しい集まりになりました。



kouka.JPG
 最後にみんなで、越知谷郷土唱歌と越知谷第二小学校の校歌を合唱。
 お昼ごはんをにぎやかにいただいて、解散しました。

 センター周辺の新田・作畑地区では、毎年2月に味噌作りをしています。
 毎日食べるものだから、少しでも体にいいものを・・・ということで、何軒かずつ集まって、共同で各家の味噌を仕込みます。2月〇日は誰と誰、△日は誰と誰・・・というように、日ごとに割り振って、作業しています。
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豆を煮て、すりつぶし、麹や塩と混ぜて樽に詰める。








 原料は自家産の大豆。各家でとれたお米を町内の麹屋さんに持って行き、米麹と引き換えてもらいます。
823b4ae7.JPG
地元で採れた黒大豆の味噌も作っています。
甘味が強く、濃厚な。きちゃったで販売しています。








 学園のこどもたちも、きちゃったの皆さんに教わりながら、味噌を仕込みました。
 原料の大豆は収量が足りず、足りない分町内産大豆を購入しておぎないました。
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おなじみのお母さん方と。









 2月7日は親子活動の日。
 前夜、または早朝に車を走らせ、保護者の皆さんが学園に集まりました。

 6日(土)は急に雪が降ったので、夏タイヤのお尻もふりふりやっとのことでたどりついた、という親御さんもいらっしゃいました。

親子でソリ遊び。すぐ近くの、新田ふるさと村に行きました。
子どもたちはもちろん、親御さんたちも、子どもにかえっておおはしゃぎでした。
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mochitsuki.JPG お昼ごはんは、親子でおもちつきと豚汁作り。
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 来年度、留学を継続するか、地元の学校に帰るか・・・
今回の親子活動は、親子でじっくり話し合い、最後の結論を出す、大切な日でもありました。

 「山村留学でやりたいことがいっぱいある」「上級生になって歳下の子をひっぱりたい」
一方で、「地元の友だちが帰っておいでと言っている・・・」「やりたいことはいっぱいあるけど、兄弟の中で僕のためにお母さんが遠いところから来てくれるのが申し訳ない」
小学生とは思えないような、いろいろな思いが、子どもたちの心の中を行き交います。
 

ご近所の足立富雄さん、ますへさん(まっしゃん)が、「寒くなったから、ストーブにあたりにおいで~」と言ってくださいました。
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栗ご飯の準備をするまっしゃん。
「秋に採って冷凍しとったんや~」






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 あったかい囲炉裏の間は、大工だった富雄さんの手作り。

 ぽかぽかの部屋で、いっぱいのお菓子や手作りおかき、おしるこなどをお腹一杯いただきました。
 ほっぺを真っ赤にして、まるでよっぱらいみたいの子どもたち・・・





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「来年も残ってや~。指きりげんまん!」







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 まっしゃんと仲良しの、”川原のおばちゃん”も遊びに来ていました。

 おばちゃんの誕生日と知り、みんなで歌を歌ってお祝いしました。



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とみおさん、ますへさんご夫妻

「まあ~、こんな写真、何十年ぶりやろ!」
と照れながらも、写って下さいました。


 末永くお元気で、お幸せでいて下さい。



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